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生徒の成長に胸が熱くなった日 ― 高崎女子高等学校「インターンシップ報告会」出席のご報告
2025年12月17日、一般社団法人スポーツマネジメント通訳協会は、群馬県立高崎女子高等学校よりご招待をいただき、生徒による「インターンシップ報告会」に出席いたしました。
10月に当協会で行ったインターンシップを振り返り、生徒の皆さんが自分の言葉で学びをまとめ、堂々と発表する姿を間近で拝見することができました。
※10月のインターンシップ受け入れの様子は以下をご覧ください。
■生徒たちの“成長の言葉”が胸に響く
発表では、3日間の体験を通じて感じた驚きや学び、これからの進路への思いが、一つひとつ丁寧に語られました。
・「通訳者は言葉を通訳するだけでなく、選手の雰囲気や選手が話さなかったことを実際に目で見て、感じ取り、言葉や行動に表して伝える ということが重要なことだと気づいた。」
・「自分が思っている以上に『スポーツ通訳士』という 職業は複雑だと感じると同時に、自分が大幅に 成長できそうだとも感じた。」
・「スポーツ通訳士は通訳の他に「マネージャー」+「メンタルトレーナー」的役割も果たすことを学んだ。」
・「この体験を通して、現在の課題やこれからの課題に対して広い視野を持って、プラス思考でとらえることで課題を解決していく過程で成長にもつながることが分かった。」
・「インターンシップを通して、英語について何か追求したい と思った。」
・「3日間のインターンシップ期間で一番印象に残った言葉は『事実は一つ、受け止め方は二つ」という言葉だ。これからの人生において選択、挑戦、成功、失敗などに直面した時にふと思い出して物事にはデメリットもあれば必ず、メリットもあると『プラスサイクル思考』でいきたいと感じた。」
それらの言葉は、3日間のインターンシップが単なる“職業体験”ではなく、生徒の価値観や将来観に影響を与えたことを実感させ、胸が熱くなる瞬間の連続でした。
■互いに学び合い、未来をつくる関係へ
報告会全体を通じて感じたのは、生徒の皆さんの姿勢そのものが、私たち大人にとっても大きな学びだったということです。
素直な探究心、真剣に向き合う姿、人の思いに寄り添おうとするまなざし――。
スポーツ通訳の本質ともいえるそれらを、生徒の皆さんは確かに体得していました。
インターンシップをきっかけに育まれた学びが、学校内で共有され、新たな気づきや成長として広がっていく。
その瞬間に立ち会えたことは、協会にとって何よりの喜びです。
■今回の取り組みを未来へ ― 協会としての決意
当協会は、スポーツを通じて世界とつながる「言葉の架け橋」を担う人材の育成を使命として、今後も高校・大学・教育機関との連携を積極的に進めてまいります。
今回のインターンシップのように、スポーツ・言語・国際性に関心を持つ若い世代が、自分の可能性を広げられる場づくりを、継続的に推進していきます。
■インターンシップ・講話依頼、大歓迎!!
本取り組みを通じ、「興味を持った」「本校でもぜひ話を聞きたい」という声も多くいただいています。
当協会では、
・高校・大学でのインターンシップ受け入れ
・特別授業・講話・キャリア教育の実施
・スポーツ通訳や国際スポーツの現場に関する学習支援
など、教育的な連携・協力のご相談を随時承っております。
未来を担う若い世代と共に、“言葉がつなぐスポーツの力”を広げていけることを願っています。
■本件に関するお問い合わせ
一般社団法人スポーツマネジメント通訳協会 事務局
※公式ホームページの「お問い合わせ」フォームからもご連絡いただけます。