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子どもたちの「夢の変化」は、可能性の証。 ~進路に悩むその先に、スポーツ通訳という選択肢を!~
日本教育新聞(2025年6月9日付)に掲載された、東京大学社会科学研究所とベネッセ総合研究所の共同調査では、子どもたちの「なりたい職業」が成長とともに変化していく実態が明らかになりました。
記事の中で印象的だったのは、「小5/プロ野球選手」→「小6/研究」→「中1/英語教師」→「中2/英語教師」→「中3/英語教師」→「高1/プロ野球の通訳者」へと夢を変えていった子どもの例です。これは、単なる夢の“変更”ではなく、自らの将来に真剣に向き合い、深く考える中で新たな可能性を見出した結果といえるでしょう。
私たち一般社団法人スポーツマネジメント通訳協会は、まさにこうした「進路を模索する若者たち」に寄り添い、未知の職業への気づきを提供できる存在でありたいと考えています。
スポーツ通訳という職業は、まだまだ広く知られているとは言えません。しかし、スポーツと語学が交差するこの専門職には、「選手を支えたい」「言葉の架け橋になりたい」「グローバルな現場で活躍したい」と願う人たちの情熱が確かに活かされる場所があります。
また、語学力と競技理解、そしてコミュニケーション力を武器に、選手・指導者・関係者をつなぐ重要な役割を担っています。グローバル化が進む現代において、その必要性と価値は年々高まりを見せています。
進路を考えるプロセスに、正解も最短ルートもありません。何度も立ち止まり、考え直し、時に別の夢を見て、また戻ってくる——そのすべての過程こそが、その人の可能性を形作っていくのだと、私たちは信じています。
当協会では、こうした進路探索の機会を支援する取り組みの一環として、高校生の「総合的な探究の時間」におけるインターンシップ受け入れも実施しております。スポーツ通訳という仕事に触れる機会を通じて、自分自身の関心や将来像を見つめ直す時間となることを願っています。
私たちの活動が、スポーツ通訳という新たな選択肢を知るきっかけになり、子どもたちの「夢が変わる経験」を、成長の証として前向きにとらえる一助となれば幸いです。
今後も当協会は、教育機関・指導者の皆様と連携しながら、未来の世代に向けて、スポーツ通訳の魅力を伝えてまいります。
インターンシップに関する件は以下までお問い合わせください。
担当窓口:一般社団法人スポーツマネジメント通訳協会 事務局
メールアドレス:info@spomane-inter.com
公式ホームページの「お問い合わせ」からも受け付けております。