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未来を担う高校生との3日間 ― 高崎女子高等学校「探求型インターンシップ」受け入れ
2025年10月8日から10日までの3日間、一般社団法人スポーツマネジメント通訳協会は、
群馬県立高崎女子高等学校の生徒を迎え、「探求型インターンシップ」を実施いたしました。
今回の受け入れは、私たちが掲げる「スポーツを通じて世界とつながる、その言葉の架け橋となる」という理念を、次世代の若者へ直接伝える貴重な機会となりました。
【学びの瞬間】
「探求型インターンシップ」では、生徒の皆さんに「スポーツ通訳」というまだ新しい分野に触れていただきました。
3日間を通じて、
「スポーツ通訳者は“言葉”を通訳するだけではなく、選手の雰囲気や選手が話さなかったことを実際に目で見て、感じ取り、言葉や行動に表して伝えるということが重要だと気づいた」
「スポーツ通訳で選手との信頼を築くためには、まず“セルフマネジメント”が大事で、そこがしっかりしていれば自分をセーブしたり、断りたいことをしっかりと伝えられたりするのだと分かった」
と感想を述べていました。
また、別の生徒は、ゼロから組織を立ち上げる大変さや喜びを学んでいただき
「ゼロからスタートすることは今まで難しそうだと思っていたけど、それは自分のとらえ方次第で成長に繋がることにもなると学んだ。そのことが分かったいま、今までは諦めていたことにも挑戦しようと思った」
と嬉しい感想をいただきました。
【生徒の姿勢から学ぶ】
印象的だったのは、生徒一人ひとりが自ら問いを立て、積極的に考えようとする姿勢です。
事前学習では、
「スポーツ通訳人材の育成と普及はスポーツ業界と社会にどのような変化をもたらし、将来どのような役割やビジョンを描くことができるのか?」
「AIの発達により仕事が減少している中で、通訳という仕事の需要を保つために必要となってくることは何か?」という質問を準備いただきました。
その他、しっかりと準備をして今回の「探求型インターンシップ」に臨んでいただいたことを感じ、私ども協会も改めて「スポーツ通訳の認知拡大とその普及」「スポーツ通訳者の輩出・育成」の重要性を考えさせられました。
【共に描いた未来】
この3日間が、生徒の皆さんにとって将来の進路を考えるきっかけとなり、「スポーツ」「言葉」「国際性」への関心を深める原点となることを願っています。そして同時に、協会にとっても、次世代の若者と学び合い、未来をともに描くかけがえのない時間となりました。


私たちはこれからも教育機関との連携を大切にし、スポーツの持つ普遍的な力と言葉の可能性を広げながら、次世代育成に力を注いでまいります。
本件に関するお問い合わせ
一般社団法人スポーツマネジメント通訳協会 事務局
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